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夕刻の黄昏の物語

執筆者の写真: 賢 丹賀澤賢 丹賀澤

あの日は古いゲームを姉弟でやっていた。

時間は茜色が染まる時、私達はゲームが後少しで終わり迎えると同時に

眠っている江玉の園を起こしに兄と姉が起こしに行きしばらく私は待っていた

が兄も姉も戻って来ないので私も江玉の園の元に行くと姉が必死に連絡と

江玉の園を必死に起こそうとしている姿と兄の姿

鳴り続けるサイレンから病院に向かう私達

知らされた現実と果たされなかった約束

江玉の園は静かに眠りについた

冷たい春の雨の日に私と兄は皆と寝る事が出来ずソファーで休んでいたが

兄は疲弊して眠ってしまい私の上着を貸す。時間だけが過ぎ

親類が暖かいココアを持ってきてくれた

それから江玉の園の夢を見た

学び舎の門の前で私を誰かに託す夢を

あれから幾星霜の月日が流れた騒がしい我が家は今、静寂に満ちている

これが一つの物語なのだろう。

椅子に座りながら今日も絵と文字を残す

時折走馬灯が駆け巡りながら

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